固定資産税は建物や土地によって金額が変わってくるのですが、どのように計算されているのか分からないという人は多いです。
実際に役所が間違った金額を送ってくるはずがないと自分で計算をし直す人はほとんどいないでしょう。
基本的に固定資産税は評価額の1.4%となっています。
公示価格が70%だった場合、その価格に1.4%をかけて算出していくのです。
土地の固定資産税評価額は3年ごとに評価替えと呼ばれる見直しがあるので一度決定したからと言ってずっと同じ金額を支払っていくわけではないことは覚えておきましょう。
固定資産税の評価額はその不動産の価値を表すものです。
そのため、築年数の古い建物の方が固定資産税額は低くなります。
新築物件はそれだけ価値が高いということです。
ただ、後程説明する特例措置を受けた結果、新築の方が固定資産税が安くなるケースがあります。
新築だから絶対に高いわけではないということは覚えておきましょう。
固定資産税評価額については、土地は路線価や売買例、建物については同じ建物を作り直した時にかかる予想価格から時価を算出しているのです。
土地の固定資産税評価額は大きな変動はないのですが、建物については建材の物価変動などの影響を受けて変動が大きくなることがあります。